発達障害でも警察官をやって行けるかどうか
自分の子供が発達障害を抱えてても警察官になりたいということはありませんか?
今日はそんな子供が警察官でやっていけるかどうかはっきり答えようと思います。
結論から言いますと非常に厳しいのが現状です。
何故かというと警察の仕事は発達障害の方が苦手とする業務内容が
これでもかというほど非常に多いのです。
以下参考までに上げさせていただきます。
・警察学校での動作を伴う実技試験(DCDだと非常に困難)
・スピードを重視される交通切符の作成
・無線での臨機応変な指示(ASDにより臨機応変な対応の困難)
・見取り図の作成(LD空間把握能力の欠如で困難)
悲しいことに発達障害が淘汰される事項が非常に多いのです。
私の場合はDCDがネックだったため、警察官の適性がなかったです。
もし検定になんとか合格していたら、
一線に出てから発達障害が苦手とされる業務内容
も必死こいて努力してたと思いますが、
私の場合は、
皆と同じように昇任試験の受験資格もなく、
階級が警部以上の検視官の目標も入社して1年で目指せないことが決まったので、
その時点で幼稚園からなりたかった警察官の
仕事に対する興味・やりがい・楽しさも一切なくなり、
仕事が頭に一切入らなくなりました。
目指すのが難しいならまだしも、目指せないほど辛いものはなかったです。
とはいえ一度挑戦したから、諦めがつきました。
息子さんがもし発達障害を抱えてても警察官になりたいなら
一度挑戦する権利を与えてあげてください。
そうしないといつまでも夢を見てしまいます。
もしかしたら上手く人並みにいける人もいると思うので、
まずはやってみることです。