私が発達障害の診断を受けたきっかけ

 『なんでできないの!』

 

 

 

 『努力不足』

 

 

 

日々このようなきついことを言われて

気が滅入っている方々が

多いのではないでしょうか?

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私もその1人です。

 

小さい頃から普通の人だったらできるのに私だけできないことが非常に多かったです。

 

 ●幼稚園の頃のボタンつけ

 

 

 

 ●小学生の頃のリコーダー

 

 

 

 ●中学生の頃の野球の正しいバットの振り方

 

 

 

 ●高校生の頃の文化祭でのダンスの練習

 

 

 

 ●大学生の頃の筋トレでの正しいデットリフトのフォーム

 

 

 

 ●警察学校で逮捕術•拳銃などの授業で課される正しい動作の習得

 

 

 

幼少期から23歳の発達障害

という正確な診断が降りるまで

私は今までたくさんのことで悩んできました。特に

 

動作

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のことで非常に悩みました。

 

 

勉強

 

に関してはずば抜けてできたわけではなく、

それなりにやれば結果がつくこともあれば

つかないこともあり、

その度々に結果を素直に受けとめられました。

 

しかし

 

 

 

動作

に関しては

どんなに努力しても中々できずに、

素直に認められない自分がいました。

周りの人達から笑われたり、

不快にさせたり日々辛い思いもしました。

 

時には 

 

『深刻な程運動神経悪い‼︎』

 

 

 

『学習能力がない』

 

 

 

『こんな出来の悪い奴初めて見た』

 

 

 

と数々の酷いことを言われ

 

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自暴自棄になり、自分のことが嫌いになりました。

 

両親にこのような悩みを相談しても

 

 

 

不器用なだけだ練習すればなんとかなる

 

 

 

時間はかかるだけだめげずにやれ

 

 

 

と言われるだけでした。

 

動作だけでなく仕事面にも支障がありました。

 

 

 

 ●仕事が中々覚えられない

 

 

 

 ●同じことを何回もミスする 

 

 

 

 ●使えない奴だとレッテルを貼られ 

  社内ニートになる

 

 

 

このようなことを相談しても

 

メモをたくさん取れ

 

 

 

    努力しろ

 

 

と言われるだけで

 

発達障害かも知れないんだ?』

 

と相談しても

 

仕事のできない言い訳をするな

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と言われ全く理解してくれませんでした。

 

そんな状況の中で1番苦しかったのが

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警察学校で半年間の地獄のような生活です。

 

発達障害を抱えている私にとっては

本当に辛く入校してから1週間で

 

 

 

辞めろ

 

 

 

適性ない』

 

と言われ始め、クビ要因の一人でした。

 

勉強面に関しては

 

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問題なく人並み

 

ランニング

 

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筋トレ

 

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に関しては

 

人並み以上にできました。 

 

 

 

ただ

 

 

 

打って変わって人並み以上にできないことがありました。

 

 

 

 それは

 

 

 

・教練での『右向け右・左向け左』の基本動作

 

 

 

・拳銃での基本動作

 

 

 

・逮捕術の決まり稽古

 

 

 

・機動隊の装備品の取り付け方

 

 

 

・交通整理のやり方

これら動作に関しては打って変わってできませんでした。

 

そのことから毎日教官から

 

 

 

 

『両親にちゃんと相談してるの?』

 

 

 

『親を説得してこい』

 

 

 

と頻繁に言われ常にストレスでした(笑)

 

両親に相談しても

 

 

 

『気にするな、放っておけ』

 

 

 

『めげずに頑張れ』

 

 だけです。

 

そのことを報告しても

 

 

 

『お前ら家族は一体なんなんだ。』

 

 

 

『いい加減にしてくれない

 無駄な人件費を払いたくないんだよ。』

 

 

 

と言われる始末

 

精神的に苦しかったですが、卒業まで一か月ちょっとになりました。

 

ここで私の発達障害が浮き彫りになります。

 

警察学校に入校してからわかることなんですが、警察官では昇任試験を受かるためには

実技検定に合格してる必要があります。

・拳銃

 

 

 

・救急法

 

 

 

・逮捕術

 

 

 

柔道(警察官柔道・講道館柔道それぞれの試験がある)もしくは剣道

 

 

 

・鑑識(初任補習科で実施)

 

これらの初級検定を全て合格すれば今後の巡査部長以上の昇任試験が受けれるので

す。

             ただ

 

 

 

落とすための試験ではないのです。受からせるための試験なのです。

 

うちの組織では現に落ちた警察官はいないと言われました。

 

他の警察組織の警察官の人に10人ぐらい聞いたところ

誰一人聞いたことがないとのことでした。

 

恥ずかしい話私は

 

 

 

     不合格でした。

 

・拳銃  

 

 

 

・逮捕術  

 

 

 

・救急法  

 

 

 

・柔道(警察官柔道)

 

 

 

 

みじめでした。みんなが受かってて一人だけ期の中で不合格なんて

喜びを共有できなくて非常に悲しくが出てきました。

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それを見かねた教官は

 

『一度病院に行くべきだ』

 

と勧められ精神科に行くことを決めました。

 

そこでようやく長年生きにくかった謎が解明されました。

 

医師から発達障害と診断されました。

障害??

 

と診断されたにも関わらず飛び上がるほどうれしかったです。

 

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ようやく今までの生きにくさの謎が解明されました。

 


そこでようやく両親がわかってくれました。

 

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これから私は親から何も理解をされず苦しい思いをした私が、

 

 

 

『親にはこうしてほしかった!』

 

 

 

という実体験に基づいた子供目線からの関わり方を伝授します。